2025年8月末から「ユーロバスケット2025」が開催されています。
予選が終了し、勝ち上がった16チームが決勝トーナメントに進んでいます。
この記事では、ユーロバスケット2025の結果と視聴方法をまとめました。
2025年のチャンピオンチームは果たして…?
ユーロバスケット2025決勝トーナメントの結果速報
予選ラウンドを勝ち上がった16チームが決勝トーナメントに進出しました。
トーナメント表・結果速報はこちら!

トーナメントは一発勝負で勝ち上がり、優勝が決まります。
決勝の試合結果
日程 | 対戦カード(予選順位) | 結果 |
9/14(日) | 未定 | 27:00 試合開始 |
3位決定戦の試合結果
日程 | 対戦カード(予選順位) | 結果 |
9/14(日) | 未定 | 23:00 試合開始 |
準決勝の試合結果
日程 | 対戦カード(予選順位) | 結果 |
9/12(金) | 未定 | 23:00 試合開始 |
9/12(金) | 未定 | 27:00 試合開始 |
準々決勝の試合結果
日程 | 対戦カード(予選順位) | 結果 |
9/9(火) | トルコ(A1位) vs ポーランド(D2位) | 23:00 試合開始 |
9/9(火) | リトアニア(B2位) vs ギリシャ(C1位) | 27:00 試合開始 |
9/10(水) | フィンランド(B3位) vs ジョージア(C4位) | 23:00 試合開始 |
9/10(水) | ドイツ(B1位) vs スロベニア(D3位) | 27:00 試合開始 |
ラウンド16の試合結果
UPSET OF THE CENTURY.
— FIBA EuroBasket (@EuroBasket) September 6, 2025
FINLAND 🇫🇮 KICK SERBIA AND NIKOLA JOKIC OUT OF EUROBASKET 🤯#EuroBasket
日程 | 対戦カード(予選順位) | 結果 |
9/6(土) | トルコ(A1位) vs スウェーデン(B4位) | 85 – 79 |
9/6(土) | ドイツ(B1位) vs ポルトガル(A4位) | 85 – 58 |
9/6(土) | リトアニア(B2位) vs ラトビア(A3位) | 88 – 79 |
9/6(土) | セルビア(A2位) vs フィンランド(B3位) | 86 – 92 |
9/7(日) | ポーランド(D2位) vs ボスニア・ヘルツェゴビナ(C3位) | 80 – 72 |
9/7(日) | フランス(D1位) vs ジョージア(C4位) | 70 – 80 |
9/7(日) | イタリア(C2位) vs スロベニア(D3位) | 77 – 84 |
9/7(日) | ギリシャ(C1位) vs イスラエル(D4位) | 84 – 79 |
トルコ 85 – 79 スウェーデン
グループA全勝のトルコが、NBAロケッツ所属のアルペレン・シェングンの活躍でスウェーデンを振り切りました。シェングンは22得点、10リバウンド、6アシストと、得点・リバウンドのダブルダブルに加えてアシストでもチームを牽引。一方のスウェーデンもペッレ・ラーションが21得点と奮闘し最後まで接戦に持ち込みましたが、総合力で上回るトルコが勝負どころでの集中力を見せつけました。
ドイツ 85 – 58 ポルトガル
ドイツがポルトガルを全く寄せ付けず、地力の差を見せつけました。ドイツはチーム全体でバランス良く得点を重ね、デニス・シュルーダーが18得点、9アシストと司令塔として完璧なゲームメイクを披露。インサイドではダニエル・タイスが14得点、10リバウンドのダブルダブルでゴール下を支配しました。ポルトガルはチーム全体でわずか35%のフィールドゴール成功率に抑え込まれ、ドイツの堅守の前に沈黙しました。
リトアニア 88 – 79 ラトビア
開催国ラトビアは、NBAセルティックスのスター、クリスタプス・ポルジンギスが34得点、19リバウンドという驚異的なパフォーマンスを見せましたが、一歩及びませんでした。リトアニアは司令塔のアルナス・ヴェリツカが21得点、5リバウンド、12アシストのダブルダブルを達成し、チームを勝利に導きました。ポルジンギスの孤軍奮闘をリトアニアがチームバスケットで上回った形の「バルト三国ダービー」となりました。
セルビア 86 – 92 フィンランド
NBAのMVP選手、ニコラ・ヨキッチ擁するセルビアが敗れるという衝撃的な結果に。ヨキッチは28得点、12リバウンド、6アシストと支配的なスタッツを残しましたが、フィンランドのエース、ラウリ・マルカネンがそれを上回る41得点、9リバウンドの大爆発。特に勝負どころの第4クォーターでのマルカネンの連続得点は圧巻で、チームを歴史的勝利へと導きました。
ポーランド 80 – 72 ボスニア・ヘルツェゴビナ
ポーランドが勝負どころのフリースローとオフェンスリバウンドで粘り勝ちました。チームを牽引したのはジョーダン・ロイドで26得点を記録。キャプテンのマテウシュ・ポニトカも19得点、9リバウンドと攻守にわたり活躍しました。ボスニア・ヘルツェゴビナはユスフ・ヌルキッチが20得点と奮闘しましたが、チーム全体でフリースロー成功率が55%(20本中11本成功)と低かったことが響きました。
フランス 70 – 80 ジョージア
優勝候補フランスが格下と見られたジョージアの組織的なディフェンスの前に沈みました。ジョージアはインサイドの要、ゴガ・ビターゼが21得点、9リバウンド、4アシストを記録し、ゴール下でフランスを苦しめました。さらにトルニケ・シェンゲリアも18得点と続きました。フランスはチーム全体でターンオーバーを18回も犯すなどリズムに乗れず、最後までジョージアの勢いを止めることができませんでした。
イタリア 77 – 84 スロベニア
NBAのスーパースター、ルカ・ドンチッチが圧巻のパフォーマンスを披露。ドンチッチは一人で42得点、10リバウンド、3スティールを叩き出し、スロベニアを勝利へと導きました。イタリアはシモーネ・フォンテッキオが25得点と奮闘し、第4クォーター終盤に1点差まで詰め寄る猛追を見せましたが、最後はドンチッチがフリースローを確実に沈め、激戦に終止符を打ちました。
ギリシャ 84 – 79 イスラエル
“グリーク・フリーク”ことヤニス・アデトクンボがその実力を遺憾なく発揮しました。ヤニスはフィールドゴール成功率78%(23本中18本成功)という高確率で37得点、10リバウンドのダブルダブルを達成。イスラエルもウィザーズのデニ・アブディヤが23得点と健闘しましたが、勝負どころでのヤニスの支配的なプレーを止めることはできず、ギリシャが接戦をものにしました。
ユーロバスケット2025決勝トーナメントの視聴方法
ユーロバスケット2025は、FIBA(国際バスケットボール連盟)の公式配信サービス「Courtside 1891」で視聴可能です。

「Courtside 1891」はユーロバスケット2025の全試合をライブ配信&見逃し配信しています。
「Courtside 1891」への登録方法は2通りあります。
- DAZNを通じて「Courtside 1891」で視聴する
- FIBA公式「Courtside 1891」に直接登録して視聴する
②は海外サイトなので、DAZN経由で登録する方法が一番簡単です。
月間プランが1,400円(税込)なので、決勝トーナメントを見るには月額プランがおすすめです!
地上波やBS/CSでのテレビ放送はありません。
ユーロバスケット2025決勝トーナメント進出チーム
🚨 𝗪𝗛𝗔𝗧 𝗬𝗢𝗨'𝗩𝗘 𝗕𝗘𝗘𝗡 𝗪𝗔𝗜𝗧𝗜𝗡𝗚 𝗙𝗢𝗥 🚨
— FIBA EuroBasket (@EuroBasket) September 5, 2025
What would you change in the #EuroBasket Smart Power Rankings Round of 16 edition? 🤔
📈 Full List: https://t.co/vss38ErbQQ pic.twitter.com/sXm98Yk6ct
グループA
【A1】トルコ🇹🇷
【A2】セルビア🇷🇸
【A3】ラトビア🇱🇻
【A4】ポルトガル🇵🇹
グループB
【B1】ドイツ🇩🇪
【B2】リトアニア🇱🇹
【B3】フィンランド🇫🇮
【B4】スウェーデン🇸🇪
グループC
【C1】ギリシャ🇬🇷
【C2】イタリア🇮🇹
【C3】ボスニア・ヘルツェゴビナ🇧🇦
【C4】ジョージア🇬🇪
グループD
【D1】フランス🇫🇷
【D2】ポーランド🇵🇱
【D3】スロベニア🇸🇮
【D4】イスラエル🇮🇱
ユーロバスケット2025 予選ラウンド(グループステージ)の試合結果
This is becoming a #EuroBasket classic.
— FIBA EuroBasket (@EuroBasket) September 3, 2025
Turkiye 🇹🇷 carry 1-pt lead over Serbia 🇷🇸
Final quarter is on the way 💆♂️ pic.twitter.com/GrVhWf8RTR
グループA (開催地: ラトビア)
最終順位
順位 | チーム | 勝 | 敗 | 得点 | 失点 | 得失点差 |
1 | トルコ | 5 | 0 | 459 | 359 | +100 |
2 | セルビア | 4 | 1 | 434 | 368 | +66 |
3 | ラトビア | 3 | 2 | 412 | 382 | +30 |
4 | ポルトガル | 2 | 3 | 315 | 368 | -53 |
5 | エストニア | 1 | 4 | 351 | 396 | -45 |
6 | チェコ | 0 | 5 | 338 | 436 | -98 |
全試合結果
- 8月27日
- チェコ 50 – 62 ポルトガル
- ラトビア 73 – 93 トルコ
- セルビア 98 – 64 エストニア
- 8月29日
- トルコ 92 – 78 チェコ
- エストニア 70 – 72 ラトビア
- ポルトガル 69 – 80 セルビア
- 8月30日
- チェコ 75 – 89 エストニア
- ラトビア 80 – 84 セルビア
- トルコ 95 – 54 ポルトガル
- 9月1日
- エストニア 64 – 84 トルコ
- ポルトガル 62 – 78 ラトビア
- セルビア 82 – 60 チェコ
- 9月3日
- エストニア 65 – 68 ポルトガル
- チェコ 75 – 109 ラトビア
- トルコ 95 – 90 セルビア
前評判通りトルコとセルビアがグループを牽引しました。トルコは直接対決でセルビアを破り、5戦全勝で首位通過。ニコラ・ヨキッチを擁するセルビアも4勝1敗で危なげなく2位を確保しました。開催国の一つラトビアは3位、ポルトガルが4位で決勝トーナメントに進んでいます。
グループB (開催地: フィンランド)
最終順位
順位 | チーム | 勝 | 敗 | 得点 | 失点 | 得失点差 |
1 | ドイツ | 5 | 0 | 529 | 366 | +163 |
2 | リトアニア | 4 | 1 | 425 | 408 | +17 |
3 | フィンランド | 3 | 2 | 426 | 412 | +14 |
4 | スウェーデン | 1 | 4 | 403 | 429 | -26 |
5 | モンテネグロ | 1 | 4 | 378 | 455 | -77 |
6 | イギリス | 1 | 4 | 363 | 454 | -91 |
全試合結果
- 8月30日
- リトアニア 88 – 107 ドイツ
- イギリス 59 – 78 スウェーデン
- モンテネグロ 65 – 85 フィンランド
- 8月31日
- スウェーデン 81 – 87 モンテネグロ
- ドイツ 120 – 57 イギリス
- フィンランド 78 – 81 リトアニア
- 9月1日
- リトアニア 94 – 67 モンテネグロ
- フィンランド 109 – 79 イギリス
- ドイツ 105 – 83 スウェーデン
- 9月3日
- モンテネグロ 83 – 89 イギリス
- リトアニア 74 – 71 スウェーデン
- フィンランド 61 – 91 ドイツ
- 9月4日
- モンテネグロ 76 – 106 ドイツ
- スウェーデン 90 – 93 フィンランド
- イギリス 70 – 94 リトアニア
もう一つの開催国ドイツが圧倒的な強さを見せつけました。デニス・シュルーダーを中心に攻守に隙がなく、5戦全勝でグループを首位で突破。バスケットボール大国リトアニアが4勝1敗で2位に入り、ラウリ・マルカネン率いるフィンランドが3位、スウェーデンが4位で続きました。
グループC (開催地: キプロス)
最終順位
順位 | チーム | 勝 | 敗 | 得点 | 失点 | 得失点差 |
1 | ギリシャ | 4 | 1 | 432 | 354 | +78 |
2 | イタリア | 4 | 1 | 416 | 348 | +68 |
3 | ボスニア・ヘルツェゴビナ | 3 | 2 | 400 | 395 | +5 |
4 | ジョージア | 2 | 3 | 367 | 386 | -19 |
5 | スペイン | 2 | 3 | 417 | 360 | +57 |
6 | キプロス | 0 | 5 | 295 | 484 | -189 |
全試合結果
- 8月28日
- ジョージア 83 – 69 スペイン
- ボスニア・ヘルツェゴビナ 91 – 64 キプロス
- ギリシャ 75 – 66 イタリア
- 8月30日
- イタリア 78 – 62 ジョージア
- キプロス 69 – 96 ギリシャ
- スペイン 88 – 67 ボスニア・ヘルツェゴビナ
- 8月31日
- ジョージア 53 – 94 ギリシャ
- スペイン 91 – 47 キプロス
- ボスニア・ヘルツェゴビナ 79 – 96 イタリア
- 9月2日
- ギリシャ 77 – 80 ボスニア・ヘルツェゴビナ
- キプロス 61 – 93 ジョージア
- イタリア 67 – 63 スペイン
- 9月4日
- ボスニア・ヘルツェゴビナ 84 – 76 ジョージア
- イタリア 89 – 54 キプロス
- スペイン 86 – 90 ギリシャ
最も劇的な展開となったのがこのグループです。ヤニス・アデトクンボ率いるギリシャと強豪イタリアが4勝1敗で並び、直接対決の結果ギリシャが1位を獲得。しかし、最大のサプライズは前回優勝国スペインの敗退です。最終戦でギリシャに敗れたことが響き、同じ2勝3敗のジョージアに直接対決の結果で劣り、グループ5位で大会を去ることになりました。
グループD (開催地: ポーランド)
最終順位
順位 | チーム | 勝 | 敗 | 得点 | 失点 | 得失点差 |
1 | フランス | 4 | 1 | 464 | 396 | +68 |
2 | ポーランド | 3 | 2 | 400 | 387 | +13 |
3 | スロベニア | 3 | 2 | 469 | 432 | +37 |
4 | イスラエル | 3 | 2 | 417 | 400 | +17 |
5 | ベルギー | 2 | 3 | 371 | 399 | -28 |
6 | アイスランド | 0 | 5 | 362 | 469 | -107 |
全試合結果
- 8月28日
- イスラエル 83 – 71 アイスランド
- ベルギー 64 – 92 フランス
- スロベニア 95 – 105 ポーランド
- 8月30日
- アイスランド 64 – 71 ベルギー
- フランス 103 – 95 スロベニア
- ポーランド 66 – 64 イスラエル
- 8月31日
- スロベニア 86 – 69 ベルギー
- イスラエル 82 – 69 フランス
- ポーランド 84 – 75 アイスランド
- 9月2日
- ベルギー 89 – 92 イスラエル
- アイスランド 79 – 87 スロベニア
- フランス 83 – 76 ポーランド
- 9月4日
- フランス 114 – 74 アイスランド
- イスラエル 96 – 106 スロベニア
- ポーランド 69 – 70 ベルギー
フランス、スロベニア、ポーランドなど実力国が揃い、予想通りの大混戦となりました。最終的にフランスが4勝1敗で頭一つ抜け出し首位通過。2位から4位はポーランド、ルカ・ドンチッチ擁するスロベニア、イスラエルが3勝2敗で並ぶ大接戦となり、直接対決の結果によって順位が決定しました。
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