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マグロ初競り2026年の漁師の取り分は?税金等を引いた手取りはいくら?

マグロ初競り2026年 漁師の取り分

2026年1月5日、豊洲市場で恒例の「マグロ初競り」が行われました。

数億円という景気の良い数字が飛び交いますが、果たして釣り上げた漁師さんの手元にはいくら残るのでしょうか?

結論から言うと、落札額の約88%が漁師の取り分として手元に入ります。

しかし税金を支払う必要があるため、税金を引くと最終的には落札額の約40%くらいが漁師の手取り収入となる計算です。

残りの6割は「手数料」と「税金」で消えてしまうのが現実です。

この記事では、2026年のマグロの初競りにおける漁師の取り分と、歴代2位の落札額が出た2025年の実例を元にお金の内訳を解説します。

目次

マグロ初競り2026年の漁師の取り分は?

【1月5日速報】マグロの初競りで史上最高額となる5億1,030万円!すしざんまいを運営する株式会社喜代村が競り落としました!

2026年の「一番マグロ」の価格は5億円超となる5億1,030万円で落札されました!

記録の残る1999年以降では、2019年に記録した最高額3億3,360万円を遥かに超える落札額となっています。

5億1,030万円で落札されたので、漁師さんには約12%の手数料を引いた4億5,000万円ほど取り分として入ります。

漁師さんは4億5,000万円がそのまま使えるわけではなく、税金の支払いがあります。

所得税約4割を差し引いた手取りは約2億7,000万円前後です。

そこから翌年住民税(10%)の支払いが生じます。

2026年は本当に凄い年になりました!

マグロ初競りで落札額から引かれる手数料や税金

マグロ初競り 漁師の取り分

ニュースで報じられる「落札額」が、そのまま漁師の口座に入るわけではありません。

落札額から「市場手数料(約12%)」と「税金(約50%以上)」が引かれます。

何がどれくらい引かれるのか、内訳を詳しく見ていきましょう。

1. まず引かれる「手数料」(合計 約12%)

マグロが競り落とされた瞬間、自動的に以下の手数料が引かれます。

2025年5月から委託手数料が5.5%から6.5%に上がったというニュースがありました

【豊洲】東京・豊洲市場の卸、中央魚類(東京都江東区、今村忠如社長)は5月1日から、卸売の委託手数料の料率を現行の5・5%から6・5%に引き上げる。丸千千代田水産(同、石橋秀子社長)も同日、同様の形で委託手数料を引き上げる。

引用元:みなと新聞
  • 市場使用料(委託手数料):6.5%
    • 豊洲市場(卸売業者)へ支払う手数料です。
  • 漁協取扱手数料:4.0%
    • 所属する漁協(大間漁協など)へ支払う手数料です。
  • 県漁連手数料:1.5%
    • 県漁業協同組合連合会への手数料です。
  • その他諸経費
    • 運送料、箱代、氷代など(数万円程度)。

上記の手数料は市場や漁協の運営のために必要な経費です。

つまり、落札額の約88%が、一旦「水揚げ代金」として漁師の口座に振り込まれます。

例)落札額が1億円の場合

1億円で落札された瞬間、市場や漁協への手数料(合計12%)が自動的に引かれます。

  • 落札額: 1億円
  • 引かれる手数料: 1,200万円
  • 漁師の口座に入るお金: 8,800万円

この時点で、すでに1,000万円以上が減っています。

ニュースで「漁師の取り分」と言われる際、この税引き前の金額(約9割)を指すことが多いですが、ここから巨額の税金が引かれます。

2. 翌年にやってくる「税金」(合計 約55%前後)

漁師の口座に入ったお金は「事業所得」となります。

初競りのような高額収入には、日本の累進課税制度により最高税率が適用されます。
※経費・控除で変動あり

  1. 所得税:約45%(4,000万円を超える部分)
  2. 住民税:約10%
  3. 個人事業税:約5%(形態によりかからない可能性あり)

経費(船の燃料代や修繕費)を差し引いた利益に対して課税されますが、億単位の売上がある場合、実質的に半分以上が税金として徴収されます。

「1億円稼いでも、6,000万円以上は国と市場に持っていかれる」というのが現実です。

それでも一夜にして約4,000万円が手に入るのですから、まさに夢のある職業と言えるでしょう。

↓下記に参考として2019年に日刊スポーツが報じた一番マグロの配分の記事を引用します。

◆落札額の行方 3億3360万円はどう配分されるのか? 関係者によると落札額のうち、青森県漁連に1・5%(約500万円)、大間漁協には4%(約1334万円)、豊洲市場で競りが始まるまでマグロを預かる荷受業者に5・5%(約1834万円)が支払われ、残金を釣り上げた漁師が受け取る。ただ所得税などの税金約4割を納付することになるため、実際に入金されるのは約1億7800万円になりそうだ。

引用元:日刊スポーツ

2025年のマグロ初競りで漁師の手取りはいくら?

マグロ初競り2025年 漁師の取り分

2億700万円という歴代2位の落札額を記録した2025年のケースで漁師の手取りを計算してみましょう。

【2025年】一番マグロの計算シミュレーション

項目金額備考
落札額2億700万円ニュースで見る金額
手数料(11%)▲2,277万円市場・漁協への支払い
(口座入金額)(1億8,423万円)税引前の収入
税金(推算)▲1億760万円所得税・住民税など
最終手取り約7,663万円実際に残るお金
※税額は控除などを考慮しない概算シミュレーションです。

2億を超える落札額を記録しても、これだけ減ってしまうのは残念ですね。

それでもスゴい金額ですね!

2億円稼いでも、残るのは8,000万円以下

計算の結果、2億700万円で落札されたマグロを釣った漁師の最終的な手取りは、約7,700万円(落札額の約37%)となりました。

  • 手数料だけで高級車1台分(約2,300万円)
  • 税金だけで「1億円超え」

これが一番マグロの現実です。

「2億円」という夢のある数字の裏側では、国と市場が約1億3,000万円を持っていくという現実があります。

まとめ

この記事では、マグロの初競りにおける漁師の取り分についてまとめました。

漁師の懐事情については以下の計算式を覚えておくとニュースがより深く楽しめます。

  • 落札額から「手数料12%」が引かれる
  • さらに半分以上が「税金」で消える
  • 最終的な手取りは「落札額の約4割」

たとえ半分以上引かれたとしても、一撃で数千万円の現金が入る初競りは、やはり漁師にとって一攫千金の夢であることに変わりはありません。

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