カーリング界のレジェンド、小笠原(旧姓:小野寺)歩さんと、現役第一線で活躍する小野寺佳歩さん。
同じ苗字、同じ出身地、そして同じチームだったことから、
- 「二人は姉妹なの?」
- 「親戚だよね?」
と疑問に思うのは当然のことです。
しかし、結論から申し上げますと、二人に血縁関係(姉妹・親戚)は一切ありません。
この記事では、小笠原(旧姓:小野寺)歩さんと小野寺佳歩さんの関係を深掘りし、なぜここまで混同されるのかを解説します。
小野寺歩と小野寺佳歩に血縁関係はない!
小野寺歩さんと小野寺佳歩さんに血縁関係はありません。
二人は姉妹でもなければ、親戚でもありません。
同じ町出身の、かつてのチームメイト(先輩・後輩)という関係です。
ネット上で「姉妹説」や「親戚説」が根強く囁かれている理由は、二人のプロフィールがあまりにも似すぎているためです。
しかし、それぞれの父親や家族構成を詳しく見ていくと、全く別の家系であることがはっきりと分かります。
小野寺歩(小笠原歩)の父親と妹
カーリング日本代表として長年活躍し「小野寺歩」の名で親しまれた小笠原歩さんの情報を見ていきましょう。
- 名前:小笠原 歩(おがさわら あゆみ)
- 旧姓:小野寺(おのでら)
- 生年月日:1978年11月25日
- 出身地:北海道常呂郡常呂町(現・北見市)
- 学歴:札幌学院大学人文学部 卒業
- 血液型:A型
小笠原歩さんは、日本の女子カーリング界を黎明期から支え、カーリングを広めた第一人者です。
中学時代に結成した「シムソンズ」で頭角を現し、1998年世界ジュニア選手権で銀メダルを獲得。
日本カーリング界に初の国際大会メダルをもたらしました。
オリンピックには3度出場しており、2014年ソチ五輪では「北海道銀行フォルティウス」のスキップとして5位入賞という記録を残しています。
小笠原歩さんは、2006年に一般人男性と結婚し「小笠原」姓になりました。
一度は引退しましたが、2009年の第1子(長男)出産を経て、2010年に現役復帰。
2018年までプレーしました。
父親は「元農協組合長」
小笠原歩さんの父親は、地元の農協(JA常呂町)の元組合長を務めていました。
父親が指導者として表舞台に立っていたわけではありません。
歩さんがカーリングを始めたきっかけは、父親の影響。
常呂町のカーリング普及の歴史とも深く関わっていたのが小笠原歩さんの父親です。
妹は「小野寺美穂」さん
「小野寺歩さんに妹がいる」という情報は事実です。
その妹は小野寺佳歩さんではなく、小野寺美穂(みほ)さんです。
美穂さんもかつてカーリング選手として活動しており、姉の歩さんと共に日本選手権などで戦った記録が残っています。
美穂さんは芸能プロダクションで働いていた経歴を持っており、2014年に博報堂DYスポーツマーケティングに入社しました。
小野寺佳歩のプロフィールと父親
〈Happy Birth Day🎊✨〉
— フォルティウス Team Yoshimura (@h_fortius) November 11, 2025
本日11月11日は小野寺佳歩選手のお誕生日です👏
おめでとうございます🍀#フォルティウス #小野寺佳歩 #カーリング #お誕生日
©︎&border_nagahama pic.twitter.com/IrUpxs8alZ
次に、現役トップ選手として活躍を続ける小野寺佳歩さんの情報を整理します。
- 名前:小野寺 佳歩(おのでら かほ)
- 生年月日:1991年11月11日
- 出身地:北海道北見市常呂町
- 学歴:中京大学体育学部 卒業
- 身長:164cm
- 所属:フォルティウス(北海道電気保安協会)
小野寺佳歩さんは、中学一年生からカーリングを始めました。
常呂中学校時代には、現在のロコ・ソラーレのメンバーである吉田知那美さん、鈴木夕湖さんと共にプレーしていました。
2006年の日本カーリング選手権では、小笠原歩さんが率いるチーム青森に勝利して3位に入賞。
陸上も得意で、100mハードルと七種競技でインターハイに出場するほどの実力を持っていました。
吉田知那美さんと小笠原歩さんの勧誘を受けて、大学在学中の2011年に「北海道銀行フォルティウス」に加入。
2014年ソチ五輪にセカンドとして出場しました。
父親は「ロコ・ソラーレ」コーチの小野寺亮二氏
小野寺佳歩さんの父親は、カーリングファンなら誰もが知る有名人、小野寺亮二(りょうじ)さんです。
亮二さんは、藤澤五月さん、吉田知那美さん、鈴木夕湖さんらが所属する「ロコ・ソラーレ」の創設メンバーであり、長年コーチとしてチームを支えてきました。
小野寺佳歩さんの父親はライバルチームのコーチということですね。
2018年の平昌オリンピック、2022年の北京オリンピックはロコ・ソラーレに代表を譲りましたが、2026年のミラノ・コルティナオリンピックはフォルティウスが代表を掴みました。
なぜ二人は親戚・姉妹と間違われるのか?
小野寺歩さんと小野寺佳歩さんが、これほどまでに「親戚ではないか?」と疑われるのには、3つの強力な共通点があるからです。
① 「小野寺歩」という名前の完全一致
最大の原因は、小笠原歩さんの旧姓が「小野寺」であり、フルネームが「小野寺歩」だったことです。
「小野寺歩(おのでら あゆみ)」と「小野寺佳歩(おのでら かほ)」。
漢字も一文字違い、名前の響きも似ているため、初見の人が「姉妹かな?」と思うのは無理もありません。
② 出身地が同じ「カーリングの聖地・常呂町」
二人は共に北海道常呂町(現・北見市)の出身です。
常呂町は人口に対して「小野寺」姓が比較的多いのが特徴。
また狭いコミュニティで全員がカーリングに関わっているため、地縁関係から「遠い親戚なのではないか」という憶測を呼びやすくなっています。
③ 「北海道銀行」でチームメイトだった
小野寺歩さんと小野寺佳歩さんがチームメイトだった期間は、2011年〜 2018年です。
同じチームに二人の「小野寺」がいたら親戚か姉妹だと思われても不思議ではありません。
2014年のソチ五輪で日本代表として出場した「北海道銀行フォルティウス」には、以下の二人が同時に在籍していました。
- スキップ:小笠原(小野寺)歩
- セカンド:小野寺佳歩
同じチームに二人の「小野寺(一人は旧姓)」がいたことで、テレビ実況やニュース記事でも並んで紹介される機会が多く、世間に「小野寺姉妹(または親戚)」というイメージが強く定着してしまいました。
まとめ
小野寺歩さんと小野寺佳歩さんの関係についてまとめました。
| 項目 | 小野寺歩(小笠原歩) | 小野寺佳歩 |
| 苗字 | 旧姓:小野寺(現在は小笠原) | 小野寺 |
| 出身地 | 北海道常呂町 | 北海道常呂町 |
| 父親の職業 | 元農協組合長(JA常呂町) | カーリングコーチ(小野寺亮二氏) |
| 実際の姉妹 | 妹:小野寺美穂さん | 歩さんではない |
| ソチ五輪 | スキップとして出場 | セカンドとして出場 |
| 結論 | 血縁関係なし(同郷の先輩) | 血縁関係なし(同郷の後輩) |
小野寺歩さんと小野寺佳歩さんは、親戚でも姉妹でもありません。
二人は血の繋がりこそありませんが、日本のカーリング界を支えてきた非常に重要な二人の「小野寺」さんであることは間違いありません。
小笠原歩さんは指導者として、小野寺佳歩さんは現役選手として、これからも日本のカーリングを盛り上げてくれることでしょう。


コメント