2025年10月21日に地球に最も近づく「レモン彗星」。
次に地球に近づくのは、1400年後と言われている貴重な彗星です。
ユニークな名前で印象に残りやすい「レモン彗星」の名前の由来が気になりますね。
また、「レモン彗星」の言い伝えやスピリチュアル的要素はあるのかまとめました。
「レモン彗星」の名前の由来
【気になる】「レモン彗星」次に見られるのは1400年後?https://t.co/spdOrxLyx0
— ライブドアニュース (@livedoornews) October 4, 2025
地球にレモン彗星が最接近するのは今月21日。専門家は「今月の下旬が明るさ的には一番条件がよくて、写真であれば割と写る可能性はある」と話す。次に地球に近づくのは、およそ1400年後と言われている。 pic.twitter.com/iWmpiykAw9
「レモン彗星」という名前は、果物のレモンに由来するわけではありません。
彗星を発見した観測プロジェクトの名前から付けられています。
そのプロジェクトは、アメリカのアリゾナ州にあるレモン山で行われている「レモン山サーベイ(Mount Lemmon Survey)」というプロジェクトです。
レモン山サーベイはこれまでに数多くの彗星を発見しています。
「レモン彗星」は2025年1月に発見されたばかりの彗星なので、専門家でさえも未知の彗星と言えるでしょう。
「レモン彗星」の言い伝え
「レモン彗星」に関する言い伝えは残念ながらありません。
理由は、この「レモン彗星」が2025年1月に発見されたばかりの彗星だからです。
言い伝えや神話は、何世代にもわたって人々が同じ天体を観測し、その時代の出来事と結びつけることで生まれます。
そのため、現代の探査プロジェクトによって発見された新しい彗星には、特定の言い伝えが存在しないのです。
2025年9月に観測された「皆既月食」には、多くの言い伝えがありました。

「レモン彗星」自体に言い伝えはありませんが、私たちはこの彗星を歴史上初めて目撃する世代となります。
次に見られるのが1400年後ということを考えると、今後「レモン彗星」について語られることはしばらくないのかもしれません。
日本における彗星の言い伝え「箒星(ほうきぼし)」
日本では古くから、彗星は「箒星(ほうきぼし)」と呼ばれてきました。
彗星が夜空に残す光の尾が、まるで「箒(ほうき)」のように見えたことに由来します。
「ほうき」は不浄なものを掃き払う道具であるため、箒星は「世の中の乱れを掃き清める」といった変革の象徴と見なされることがありました。
しかし、多くは源平合戦などの歴史的な争乱の時期に現れた記録が残っていることから、社会を揺るがす大きな出来事の前兆として捉えられていたようです。
その時代背景によって言い伝えが異なるのは非常に興味深いですよね。
「箒星」で思いつくのがMr.Childrenの「箒星」です。
この曲はポジティブに振り切った前向きになれる曲ですよ!
「レモン彗星」のスピリチュアルな意味は?
「レモン彗星」に古くから伝わるスピリチュアルな意味というものは存在しません。
言い伝え同様、「レモン彗星」は2025年に発見されたばかりの新しい天体だからです。
しかし、一般的な彗星が持つ意味と「レモン彗星」を結びつけることで、様々な意味を見出すことができます。
彗星が持つスピリチュアルな意味
彗星は夜空の決まったサイクルから外れた特別な訪問者として、多くのスピリチュアルな解釈で重要な象徴とされています。
- 変革と浄化の象徴
- 天からのメッセージと啓示
- 既成概念を壊すワイルドカード
1. 変革と浄化の象徴
「変革と浄化の象徴」が最も強力なスピリチュアル的テーマです。
彗星は、古いエネルギーや停滞した状況を掃き清める力を持つとされています。
人生において不要になった価値観、人間関係、習慣などを手放し、新しいステージへ進むための宇宙的な後押しと捉えられます。
2. 天からのメッセージと啓示
彗星は、高次元の存在や宇宙意識からのメッセンジャーと考えられています。
彗星の光を見ることで、新しいアイデアやひらめき、人生の目的についての気づき(啓示)がもたらされるかもしれません。
また、自分の内側と深く向き合うきっかけを与え、魂が本当に望んでいることに気づかせてくれる存在と解釈されることもあります。
3. 既成概念を壊すワイルドカード
占星術などでは、彗星は惑星とは異なる予測不能なエネルギーを持つ「ワイルドカード(切り札)」的な存在と見なされます。
これまでの常識が通用しなくなることで、新しい可能性や道が開かれることを示唆しています。
思いがけない出来事を引き起こし、停滞した状況を強制的に動かすきっかけとなる可能性があります。
「レモン」と「彗星」を結びつけると…
「レモン」が持つイメージと「彗星」の言い伝えを結びつけることで「レモン彗星」のスピリチュアル的意味を見出すことができます。
「レモン」という言葉には、「フレッシュさ」「浄化」「リフレッシュ」といったイメージがあります。
「彗星」には、「浄化」や「新しい可能性」などの意味があることは解説済みです。
このことから「レモン彗星」は、心身をデトックスし、新鮮な気持ちで再出発するといったテーマを象徴していると捉えることができます。
古くからの言い伝えがない分、新しい解釈でポジティブに捉えることができる彗星が「レモン彗星」と言えるでしょう。
レモン彗星は2025年10月21日に再接近
レモン彗星は2025年10月を通して観測のチャンスがあります。
最も地球に近づくのは2025年10月21日です。
明るさは月初めが約7等級で徐々に明るさを増し、10月中旬から下旬にかけては4等級に達すると予測されています。
条件が良ければさらに明るくなる可能性もあり、周りが暗いところなら肉眼でも見える可能性があります。
観測は10月中旬以降がおすすめで、日の入り後の空が暗くなり始める時間帯がチャンスです。
10月中旬以降の夕方の観測では彗星が低い位置に見えるため、西から北西の空が開けている場所を選びましょう。
観測は月明かりの影響が少ない時期を選ぶとより見やすくなります。
2025年10月の新月は10月21日ですので、その前後は観測に最適な条件です。
さらに、オリオン座流星群も観測のチャンスなのです!

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