2025年の台風17号に関する情報をお伝えします。
9月6日(土)に南シナ海で発生し台風16号は日本に影響を及ぼすことなく、9月8日(月)夜に熱帯低気圧に変わりました。
この記事では、台風17号のたまごに関する情報を、米軍予報を用いて解説しました。
【2025年】台風17号のたまご最新情報
下の画像は、米軍合同台風警報センター(JTWC)の衛星画像です。
【日本時間9月14日(日) 午後3時時点】

フィリピンの東の海上に黄色の円で囲まれた雲の渦があり、「98W」と表示されています。
「98W」が今後発達して台風となれば、気象庁によって「台風第17号」と命名されます。
米軍JTWCによると、この台風のたまご「98W」が24時間以内に台風に発達する可能性は「LOW(低い)」とされています。
これは、まだ中心付近の風が弱く、渦の構造がはっきりしていないためです。
しかし周辺の海面水温は高く、台風に発達するためのエネルギーは十分にあるため、引き続き監視を続けています。
【日本時間9月12日(金) 午前7時時点】

画像右上の「ABPW」と書かれた青い破線の内側が、日本を含む北西太平洋域です。
北西太平洋域には「NO SUSPECT AREAS」と明記されています。
これは「台風のたまごとして監視している領域はない」という意味です。
画像真ん中あたりの赤い丸の「93S」は、台風と呼ぶ北西太平洋で発生するものとは区別され、日本への影響がありません。
冒頭でも示した通り、台風17号に発達しそうな熱帯低気圧は今のところない、というのが結論です。
【日本時間9月11日(木) 午前7時時点】の情報はこちら

画像の真ん中あたりに、黄色い文字で「NO SUSPECT AREAS」と書かれています。
これは、「発達が疑われる領域はない」ということを意味しており、台風のたまごがまだ発生していないことを示しています。
少なくとも24時間以内に発達しそうな要注意域はない、ということです。
画像左側に表示されている「97A」「93S」「TC03S」は日本への影響がありません。
台風に発達する可能性のある熱帯低気圧がないことから、すぐに台風17号が発生することはないと見られています。
【日本時間9月10日(水) 午前7時時点】の情報はこちら

画像の真ん中あたりに、黄色い文字で「NO SUSPECT AREAS」と書かれています。
これは、「発達が疑われる領域はない」ということを意味しており、台風のたまごがまだ発生していないことを示しています。
日本の気象庁も9月10日午前の時点で台風に発達する可能性のある熱帯低気圧は発生していないと発表しています。
日本、米軍ともに見解が一致しており、すぐさま台風17号が発生する状況にはないでしょう。
【日本時間9月9日(火) 午前7時時点】の情報はこちら

- 赤文字で書かれた「TY 22W」は台風16号(ターファ)で日本への影響はありません。
- 左側の92Sは日本の台風とは関係ありません。
フィリピンの東の海上に、白くまとまりつつある大きな雲の塊が見られます。
これは台風17号のたまごの前段階と考えられ、今後の発達が注目されます。
これらの雲のまとまりが発達して「熱帯低気圧」になると、一般的に台風17号のたまごと呼ばれるようになります。
今後、海水温の高い海域を進むことでエネルギーを得て、台風のたまごに発達する可能性があります。
【2025年】台風17号の今後の進路は?日本への影響はいつ?
日本時間9月14日(日) 時点で台風17号に発達する可能性のある「台風のたまご」が確認されています。
24時間先までに台風に発達する見込みが低いことも示されています。
よって、数日内に急に台風が日本に直撃するリスクは低いと思われます。
日本、米軍ともに見解が一致しており、すぐさま台風17号が発生する状況にはないでしょう。
現段階で台風17号の進路や日本列島への影響はまだ不明です。
季節的には台風が発生しやすい環境となっています。
海水温が高い状態が続いているため、急発達する可能性もあるので今後の情報を注視しましょう。


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